[Chromeアドオン] Internet Explorer専用のWebサイトをGoogle Chromeで表示可能に! IEのレンダリングエンジンを利用できるようにするアドオン
IE Tab(IE タブ)はInternet Explorer(IE)でしか表示できないWebサイトをGoogle Chromeでも表示可能にするGoogle Chrome向けアドオン/拡張機能です。Google Chromeは軽快動作やシンプルなデザインで人気ですが、IE専用のWebサイトは開けないので不便を感じることもあるでしょう。IE Tabを使えば、Google ChromeにIEのレンダリングエンジン が追加され、IE同様の表示が可能になります。ブラウザーをGoogle Chrome一本に絞りたいなら必要性が高いアドオンです。*Firefox版はこちら。
IE Tabでは、ワンクリックでGoogle Chromeのレンダリングエンジン「Webkit」をInternet Explorerの「Trident」に切り替えられます。IE TabをGoogle Chromeにインストールすると、アドレスバーの右にアイコンが表示されます。ワンクリックすると表示していたページがIEでの表示に変わります。大半のWebサイトでは変化が見えませんが、今までは表示できなかったIE専用サイトが表示されたり、レイアウトが変わることもあります。
IE Tabのアイコンをクリックすると、アドレスバーの下に設定アイコンが現れます。設定メニューでは、常にIE表示で開くWebサイトを登録したり、IE Tabが対応するIEのバージョン(7~9)を指定できます。ただし自分のPC内のIEと同じまたはより低いバージョンしか利用できません。
IE TabはTridentを利用可能にするだけで、IE用のアドオンやメニューが使えるようにはなりません。またIE Tabで表示したサイトの履歴はIE本体に記録され、シークレットウィンドウでも履歴の保存をブロックできません。履歴を削除するなら、設定メニューの「IEオプション」でIE標準のオプションメニューを開いて実行してください。
IE TabはGoogle ChromeでInternet Exlorerのレンダリングエンジンを利用できるようにする無料アドオンです。普段はGoogle Chromeを快適に使っているが、稀にIE専用サイトのために重いIEを立ち上げている…という人はIE Tabで作業を大幅にスピードアップできるかもしれません。